先日、3Dプリンタで拳銃を密造していた変なのが捕まった。銃刀法に触れるようなもの作ったら捕まって当然。本人は大丈夫だと思っていたらしいけど。
花火でもなんでも、改造して殺傷力を持たせてしまったら即、銃刀法やら爆発物云々な法律に触れて御用となる。ニードルガンも規制されてダメになったし、改造エアガンもまた規制されて、日本で合法な飛び道具はボウガンとアーチェリーと熊スプレーくらいになってしまった・・・と思われている武器オタの方は多いだろう。
そんな向きに朗報なのがこれ、レーザーポインター 改造だ。
なんと2W以上もある。一般的に売られているレーザーポインターは1mW以下なので、実に2000倍~の高出力。しかもお年玉程度の価格で簡単に個人輸入可能だ。
たかがレーザーポインターと侮ってはいけない。2Wどころか1Wのレーザーでも、割り箸を貫通出来る程度の力がある。どんな事になるのかは動画で見て欲しい。
この1W超のレーザーは出力の区分でクラス4に分類されるが、皮膚に当たれば当然焼けるし眼に入ればほぼ一瞬で失明すると言われている。非常に危ないオモチャだが、今のところ法規制は消費生活用製品安全法という法律だけで、どっちかというとメーカーや販売店に対してのもの。
所持も使用も法律違反に当たらないらしい。個人輸入してしまえばそれまで、である。税関でも引っかからないそうなので。
ちなみに、工場なんかで加工とかやってるレーザーはだいたい30~50Wくらい。キロワットくらいの溶鉱炉もある。ミサイル撃ち落とすのはメガワット?
超強力レーザーポインターで遊んだ事があれば分かると思うが、レーザーはかなりの距離まで届く。100mや200mは当たり前、1kmくらいは余裕のようだ。
顔に当たれば重度の火傷となり、眼に入れば失明、外から窓を狙えばガラスを透過してカーテンに当たり発火、とまぁ非常に危険な武器と言える。
先日述べたドローン、ラジコンヘリに搭載すれば、上空からターゲットを攻撃出来る戦闘ヘリの出来上がりだ。
なんと、700m離れても操縦できるらしい。車に潜んでドローンを操縦し、ターゲットを狙ってレーザー攻撃・・・。こんなことが日本国内で簡単に出来てしまう。
さっさと規制すべきだろう。